子どものことを事前によく調査し、学級役員になってほしい子どもにはお願いして立候補してもらうよう粘り強く交渉する。学級経営は会社経営と同じである。経営が成功するか否かは、人事で7割が決まる。
学級役員は、学級経営を大きく左右します。よく「うちのクラスにはリーダーがいなくて困る」と嘆いている教師がいますが、大きな間違いです。これは多くの場合、安易な立候補や推薦が原因となっています。
例えば会社などで、立候補で管理職になっている人がいるでしょうか?そんなことはあり得ません。学校と言うところはやる気さえあれば、無責任でも許してしまうという風潮があります。一方、推薦については、どちらかと言えば押し付け合いという意識が強いようです。
理想は、「できる子どもが立候補」することです。できる子どもが、それなりの役職に就くことで学級の安定感が増してきます。でも、できる子どもが立候補するというのは、なかなか難しいものです。そのために私は、事前に立候補してほしい子どもにお願いしておきました。
三国志の劉備玄徳が諸葛孔明にした三顧の礼と同じです。場合によっては、その子どもの保護者や友達の力を借りることもありました。学級経営に必要な人材を得るためには必要なことだと思います。
私の経験では、教師が誠意を持って学級のためにと真剣にお願いすれば、ほとんどの場合、子どもたちは理解して立候補してくれました。例えば頼んでいない子どもが立候補しても、投票で確実に勝ちました。子どもたちは、誰がふさわしいかをよく知っているのです。
ただ、5人役員を決めるとしたら、お願いするのはそのうちの2人~3人です。それ以外は、誰がなってもかまわないと考えていました。担任教師の思い通りにならない部分がないと、学級が成長しないからです。
例えば会社などで、立候補で管理職になっている人がいるでしょうか?そんなことはあり得ません。学校と言うところはやる気さえあれば、無責任でも許してしまうという風潮があります。一方、推薦については、どちらかと言えば押し付け合いという意識が強いようです。
理想は、「できる子どもが立候補」することです。できる子どもが、それなりの役職に就くことで学級の安定感が増してきます。でも、できる子どもが立候補するというのは、なかなか難しいものです。そのために私は、事前に立候補してほしい子どもにお願いしておきました。
三国志の劉備玄徳が諸葛孔明にした三顧の礼と同じです。場合によっては、その子どもの保護者や友達の力を借りることもありました。学級経営に必要な人材を得るためには必要なことだと思います。
私の経験では、教師が誠意を持って学級のためにと真剣にお願いすれば、ほとんどの場合、子どもたちは理解して立候補してくれました。例えば頼んでいない子どもが立候補しても、投票で確実に勝ちました。子どもたちは、誰がふさわしいかをよく知っているのです。
ただ、5人役員を決めるとしたら、お願いするのはそのうちの2人~3人です。それ以外は、誰がなってもかまわないと考えていました。担任教師の思い通りにならない部分がないと、学級が成長しないからです。