ほめ方と叱り方は、教師の重要な技術のひとつである。特にほめ方が下手な教師は、子どもの成長を妨げてしまうことすらある。ほめることや叱ることは、よく考えてていねいに取り組む。
私がほめる時に注意していたことは、
・ほめる時は手放しでほめて喜んで見せること。
・ほめる事以外いっさい余計なことは言わないこと。
例えば何かで活躍した子どもをほめる時、
「君の今回の活躍はとてもすばらしい。先生は本当にうれしく思うよ」
などと、ほとんどの教師はこんな感じでしょう。問題はその後です。
A先生はその後こう付け加えました。
「今回のように他のこともきちんとしなさい」
B先生はこう言いました。
「これから君はもっと活躍するだろう。応援するよ」
どっちがいいか一目瞭然。でもA先生のように言ってしまう人が、意外に多いんですよ。
叱る時に気を付けたことは、
・叱る時は、真剣に、そして何が悪いかをきちんと伝える。
「君のことを心配しているから叱るんだ」
「君の失敗をそのままにしておくと、この先、君が損をするから叱るんだ」
など、必ず叱る理由を伝える。
・日常的な小さなことを叱る時は、ネチネチではなく、楽しくさわやかに、できれば面白く叱る。(ただしこれは時と場合によりますけど・・・)
・最も大切なことは、大きなことでも小さなことでも叱った後に必ずほめることを付け加える。
ということです。例えば、
「君が今回やったことは許されないことだ。それ以上に君にとって損になることだ。それをほおっておくことはできない。二度と同じようなことをするんじゃない」
まずはこんな感じできちんと叱ります。
その後A先生はこう付け加えます。
「いつもふざけているからこういうことになるんだ」
B先生はこう付け加えました。
「君はとても明るくていいやつだ。君がいるととても楽しい。今回の失敗をいいきっかけにして、これからはそのことをもっとたくさんの人にわかってもらおう」
ちょっと例が極端すぎるかもしれませんがおわかりいただけるでしょうか。
ほめる時は「ほめっぱなし」で、叱る時は「叱った後に必ずほめる」。どちらも子どもの成長につながるはずです。
先日いつもは家では何もしない私が、ふと思い立って妻を喜ばそうと自分からちょっとしたお手伝いをしました。
妻は、「うわー、とても助かる」と大喜びでした。
そして満面の笑みでこう言ったのです。
「いつもこうだといいのにね」
その後私が成長できたかどうかは、ご想像にお任せします。
・ほめる時は手放しでほめて喜んで見せること。
・ほめる事以外いっさい余計なことは言わないこと。
例えば何かで活躍した子どもをほめる時、
「君の今回の活躍はとてもすばらしい。先生は本当にうれしく思うよ」
などと、ほとんどの教師はこんな感じでしょう。問題はその後です。
A先生はその後こう付け加えました。
「今回のように他のこともきちんとしなさい」
B先生はこう言いました。
「これから君はもっと活躍するだろう。応援するよ」
どっちがいいか一目瞭然。でもA先生のように言ってしまう人が、意外に多いんですよ。
叱る時に気を付けたことは、
・叱る時は、真剣に、そして何が悪いかをきちんと伝える。
「君のことを心配しているから叱るんだ」
「君の失敗をそのままにしておくと、この先、君が損をするから叱るんだ」
など、必ず叱る理由を伝える。
・日常的な小さなことを叱る時は、ネチネチではなく、楽しくさわやかに、できれば面白く叱る。(ただしこれは時と場合によりますけど・・・)
・最も大切なことは、大きなことでも小さなことでも叱った後に必ずほめることを付け加える。
ということです。例えば、
「君が今回やったことは許されないことだ。それ以上に君にとって損になることだ。それをほおっておくことはできない。二度と同じようなことをするんじゃない」
まずはこんな感じできちんと叱ります。
その後A先生はこう付け加えます。
「いつもふざけているからこういうことになるんだ」
B先生はこう付け加えました。
「君はとても明るくていいやつだ。君がいるととても楽しい。今回の失敗をいいきっかけにして、これからはそのことをもっとたくさんの人にわかってもらおう」
ちょっと例が極端すぎるかもしれませんがおわかりいただけるでしょうか。
ほめる時は「ほめっぱなし」で、叱る時は「叱った後に必ずほめる」。どちらも子どもの成長につながるはずです。
先日いつもは家では何もしない私が、ふと思い立って妻を喜ばそうと自分からちょっとしたお手伝いをしました。
妻は、「うわー、とても助かる」と大喜びでした。
そして満面の笑みでこう言ったのです。
「いつもこうだといいのにね」
その後私が成長できたかどうかは、ご想像にお任せします。