子どもについての問題が起きた時は、面倒と思う方法を選んで迅速に対応する。
子どもについて心配な話を耳にした時や子どもが学校で問題を起こした時、呼んで話を聞こうか、もっと調べようか、保護者に知らせようか、電話をしようか、家庭訪問をしようか、他の先生や管理職に相談しようかなど、あれこれ悩むと思います。若い頃の私は何か問題が起きるたび、「どうしよう」、「どうすればいいのだろう」といつも不安でした。
問題が起きたら迅速に対応しなければいけません。そしてどのように対応するかは、考えた方法の中で最も面倒な方法を選ぶのです。
最も面倒な方法というのは、最も理屈が通っていることが多いものです。理屈が通っているからこそ、やらなくてはいけないことが多くて面倒なのです。
例えば学級の子どもAと子どもBがけんかをしたとします。
(対応1)
①AとBを一緒に呼んで話を聞く。
②AとBにけんかをしないよう指導をする。
(対応2)
①AとBを別々に呼んで事情を聞く。
それぞれの子どもの言い分をきちんと聞く。いじめなどがある場合、2人一緒だと本当のことを言えない可能性がある。
②周囲にいた子どもたちに様子を聞く。
AとBの言い分の裏付けをとる。いじめなどを確認できるかもしれない。
③AとBを一緒に呼び、再度事実確認をしてけんかをしないよう指導をする。
教師立ち会いのもと事実をしっかり確認し、今後このようなことがないよう指導する。
④学年主任、生徒指導担当、管理職など、報告すべき人へ報告をする。
問題は必ず他の教員と共有する。
⑤AとBの家庭へ事情と指導した内容を説明する。
できれば家庭訪問をして保護者へしっかりと説明をし、理解と協力をお願いする。
⑥学年主任、生徒指導担当、管理職など、報告すべき人へ報告をする。
事後報告はしっかりと行う。これを行わない教員が意外に多い。
⑦けんかについて指導した内容を学級の子どもたちへ話をし、みんなで気をつけるよう指導する。
問題を子どもたちと共有することは、学級経営上とても有効である。ただし問題の内容によっては共有しない方がよい場合があることに注意する。
もしあなたが子どもだったら、また保護者だったら、さらに同僚だとしたら、どちらの対応をする教師を信頼するでしょうか。
面倒で大変でも、問題へしっかりと対応することによって生まれる効果は、教師にとって大きなプラスになるはずです。
問題が起きたら迅速に対応しなければいけません。そしてどのように対応するかは、考えた方法の中で最も面倒な方法を選ぶのです。
最も面倒な方法というのは、最も理屈が通っていることが多いものです。理屈が通っているからこそ、やらなくてはいけないことが多くて面倒なのです。
例えば学級の子どもAと子どもBがけんかをしたとします。
(対応1)
①AとBを一緒に呼んで話を聞く。
②AとBにけんかをしないよう指導をする。
(対応2)
①AとBを別々に呼んで事情を聞く。
それぞれの子どもの言い分をきちんと聞く。いじめなどがある場合、2人一緒だと本当のことを言えない可能性がある。
②周囲にいた子どもたちに様子を聞く。
AとBの言い分の裏付けをとる。いじめなどを確認できるかもしれない。
③AとBを一緒に呼び、再度事実確認をしてけんかをしないよう指導をする。
教師立ち会いのもと事実をしっかり確認し、今後このようなことがないよう指導する。
④学年主任、生徒指導担当、管理職など、報告すべき人へ報告をする。
問題は必ず他の教員と共有する。
⑤AとBの家庭へ事情と指導した内容を説明する。
できれば家庭訪問をして保護者へしっかりと説明をし、理解と協力をお願いする。
⑥学年主任、生徒指導担当、管理職など、報告すべき人へ報告をする。
事後報告はしっかりと行う。これを行わない教員が意外に多い。
⑦けんかについて指導した内容を学級の子どもたちへ話をし、みんなで気をつけるよう指導する。
問題を子どもたちと共有することは、学級経営上とても有効である。ただし問題の内容によっては共有しない方がよい場合があることに注意する。
もしあなたが子どもだったら、また保護者だったら、さらに同僚だとしたら、どちらの対応をする教師を信頼するでしょうか。
面倒で大変でも、問題へしっかりと対応することによって生まれる効果は、教師にとって大きなプラスになるはずです。