人は大人になるまでにいろいろなことを教わる。教師はそれを先生(先に生まれてきた者)として、子どもたちに教えることができる。教師が教えたことは、子どもたちの生きる力となり、夢や希望を支えるものとなる。
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人は疑うものではなく、信じるものだと教えてくれた人がいます。
人は羨むものではなく、見習うものだと教えてくれた人がいます。
思いやりはもらうものではなく、あげるものだと教えてくれた人がいます。
約束は破るものではなく、守るものだと教えてくれた人がいます。
失敗した時は人のせいにするのではなく、自分のためになると思えと教えてくれた人がいます。
あきらめるより立ち向かえと教えてくれた人がいます。
私は今までいろいろな人から、時には厳しく時には優しく多くのことを教わりました。形はないけれど、生きていく上での宝物をもらったと自分では思っています。自信をなくしたとき、嫌なことや上手くいかないことがあったとき、それらを思い出してがんばることができました。
ある人はこう教えてくれました。
「自分がなりたいものや、やりたいことを見つけたなら努力し続けなさい。そうすればいつか自分の願いは叶うかもしれません。もし叶わなかったとしても、あなたがし続けた努力は、自信となって必ずあなたの人生の力になるはずです。」
自分が生きる上でためになったことを教える時、子どもたちはとても真剣に受け止めようとしてくれます。それが子どもたちの生きる力となり、夢や希望を支えることができるとしたら、教師という仕事はとても尊いものだと思います。
教師になって本当によかったと、私は思っています。